この話題のウイルスが、どれ程の殺人ウイルスなのか未だにはっきりしない。
従って、何が正しい対応なのかという断言は、私を含めて今は誰も出来ない状況だろう。
それでも、中国とWHOのレポートを読む限り、少なくともエボラ出血熱の様な「殺人ウイルス」で無い事は確かに思える。
例えば中国でも、19歳未満であれば、重症、重篤の割合は非常に低率だし、80歳を超えると何らかのきっかけで寿命が尽きる事は、特別な出来事ではない。80歳以上がハイリスクなのは、何れの呼吸器疾病であっても常識の範疇である。
更には、この国には長年、流行性疾患について蓄積した知見があったのに、今回全く生かされなかった事が残念だ。
感染が地域毎に拡大して行くのは、季節性インフルエンザの流行で良く知られている事柄であるし、学校の休校は流行に合わせて地区毎に行うことで、一気に国全体が麻痺するなどという事は今まで起こらなかった。
そう言った蓄積から見ると、北海道で流行したからと言って、当時は発生0の埼玉県や石川県を休校にするのは、愚かしくも見える。
今回の流行地域は、中国からの渡航者が多い地域だった。学校を休校にするよりも、もっと先に国外からの渡航を制限するべきだった、という政治的ミスが窺われる。
流行の特徴にしても、東洋は、家族感染が多く、イタリアではその他の感染も多いが、東洋人は握手やハグやキスしたりする習慣がないので、そういった地域性が出るのは不思議ではない。
医療崩壊にしても、マスコミが煽らなければ、軽い風邪症状でここまで医療機関に国民が殺到する事は、少なくとも日本では無かっただろう。
こう考えると、起きているのは当然の事象ばかりに思える。
混乱の大半は政治のミスリードにも見える。
イタリアでは某市の市長が、卒業バーティーをする若者に向けて、「火炎放射器を持った部隊を送る」などと恫喝した動画を拡散しているようだが、本来国が大切にすべきは子供や若者ではないのか。
日本でも同様の暴言が吐かれないか、子供達に悪い影響を与えないか、心配している。
少なくとも現時点では、19歳未満の若者達にとって、新型コロナウイルスよりも、おかしな政治の方が、余程有害である事だけは明らかになった。
(3/31追記)
アメリカ、ドイツなど先進国からの新しい知見が、中国、WHOの共同レポートから得た知見と相違している。若年層でも重症化する可能性が示唆されていた。
しかし、一旦公開したブログを、内容訂正するのも潔くなく、このまま残そうと思う。
今回、最も伝えたいのは、国民を保護する事こそ、政治の目的であるべきなのに、国民を強制的な権力で責め立てる様な状況は、危惧するべき事態だ。という事だった。
♯新型コロナ